岡山大学
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研究概要
われわれの身体の一部を何か別のもので置き換える,それが日常的となっている。しかし,置換するものには他の個体から移植してくるものと人工的な材料とがある。前者の臓器移植については,医学界をはじめ哲学・宗教界など各方面で多くの議論がある。人体の機能を修復するという観点からすると,道義面での問題はともかく,生理学的,医学的問題が解決されるならば生体間移植が有効である。どんなに頑張ってみても人工の材料には機能的に限界がある。しかし,大久保彦左衛門は木製の入れ歯をしていたらしいし,人工心臓・肺・腎臓には不十分ながら現実に機能している。したがって,使用者と医療者の両側からの要求に対して,可能な限り人体に都合の良いような生体材料を設計・合成・提供するのが,われわれの努めであろう。この研究室では,セラミックス・高分子・金属から構成される生体材料またはバイオマテリアルについて研究し,それらの問題点について検討している。
最近のニュース
2013.10: フランス・レンヌで2013年10月27-31日に開催された2nd International Symposium on Inorganic and Environmental Materials (ISIEM2013)に参加されました。
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